2015年11月23日月曜日

ANDF

前回ご紹介のRG250γのフロントボトムケースに装着されているこのでっぱり
「ANDF」です。 おそらく機能していないものと思われます。 80年代初頭の技術です。当局も経験しました。その他の技術でTRACのVF400Fも経験。 どんな感じか?と言いますと「ブレーキかけるとフロントフォークが突っ張って伸びてくる(笑)」感じです。 簡単には軟らかいセッティングのサスペンションでブレーキがかかるとホーク内のオイルのやりくりで沈み込みに干渉しフォークの沈み込みを控える機構です。 ブレーキ掛けると「ガキッ」という感じで作動。ブレーキング中にギャップを踏むとこれまた「ガキッ」という感じでキャンセルされギャップを感じません。 WGPでスズキ陣営がキング・ケニーに対抗するため、コーナー入口でケニーのイン側に入り、より深く突っ込む為の支援システムだったようです。開発目的を十分に理解し、実践出来たライダーはランディ・マモラだけだったと記事で読んだ記憶があります。 この動きもフロントファークの技術開発の中で解消されていった為、気が付けば無くなっていました。(スズキPDF装着のγまでは経験しました。ファイアーストームなんか、足回り不満ないですもんね。) 当時のバイクは思い出せば「相性」という名で乗りこなしが難しかったです(笑)。フロント16インチも初期は混乱したな~。ハンドル脱力でタンクから拳一つ分後ろに座るとか。 VF400のフロント16インチは異常に接地感が無く、ふらふらして「どうしたらいいの?(涙)これも相性?」と思っておりましたら、トップブリッジのステムの締め付けトルクが間違っていてリコールされました。締めなおしてもらったら大変乗りやすい!この頃から物事はまず疑う!と教えられたような

2 件のコメント:

えひめCA34 さんのコメント...

アンチノーズダイブフォークでしたっけ?当方は4型のウィンカープッシュキャンセラータイプに乗ってましたからPDFでしたが、買ってその日に峠で「16インチごけ」をやらかしてバイク屋にまた戻るという輝かしい戦歴のバイクでした。2ストは最終的にはVガンマまで購入、片側2本出し 倒立フォークは乗り易かったです。

kyoto aa347 さんのコメント...

CA34局ご無沙汰です。当局ホンダのモトクロッサーCRM250で倒立ホーク経験しました。はじめはトップブリッジが上下する(ホークが沈む感じが無い)ような感じで?でしたが、フルブレーキング時は確かにライダーには優しかったですね。フルボトムした時の感じが「もう下がらない(涙)」では無く「もうちょっと踏ん張ります!」の感じでした。材質、機械の進歩は数値じゃ無い部分で反映されていておそろしや!